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2006年10月

2006年10月30日 (月)

計画するということ


皆さんは、旅行やドライブの計画をしたことがありますか?
計画は、その過程を円滑、安全にしてくれます。

もちろん、行き当たりばったりの旅を楽しむこともあります。それはそれで、楽しいですからね。
では、登山において無計画だったらどんなことが起こるでしょうか?

道に迷っても聞く人がいません。
喉が渇いても、飲む水がありません。
お腹がすいても、食べ物がありません。
寒くなっても、しのげる建物がありません。
暗くなったら動けなくなります。


日常生活では、ありえないことばかりですね。
ありえないから、感覚が麻痺してしまいます。
行き当たりばったりが通用するのは、平地だけです。

では、何を計画すればいいのでしょうか?

装備の計画
移動場所の計画
時間の計画
非常時の計画


持参品は、後に詳細をお話しする予定ですが、大きく分けて
地図、コンパス、食料、水分(非常食含む)、防寒具、救急道具です。

移動場所、時間については、よくあるタイムスケジュールです。参加者の体力や、休憩時間などを考慮してゆったりした計画にします。

最後に、非常時の計画ですが、あえて書き出してみました。
いつでも天候悪化、怪我、道迷いなどに対処できるような
心構えでなければ、焦ります。

焦ると最悪な結果を招きます。

それらの計画が完成したら、必ず残る家族や友人、誰かに伝えてください。
登山口には、登山届けの箱が置いてありますので、こちらも必ず記入してください。
もしもの時に、人数、装備、日程がわかれば捜索がスムーズになります。

ホームページ上でも、個人の方が登山報告などされているので予定している山を探して、タイムスケジュールを参考にされるのもよいかと思います。

登山時の計画は、ほんとに大事なものです。綿密に立てましょう。

2006年10月25日 (水)

登山をはじめる前の心構え

登山は楽しいものです。
季節の移り変わりで、その時々の景色を堪能できますし、頂上を制したときの達成感は格別です。有酸素運動で健康的でもありますし、ダイエット効果もあります。しかし今回は、楽しさの裏側ある登山の厳しさを書きたいと思います。

近年、中高年の登山ブームにより、全国各地の名山は大勢の登山者で賑わっているようです。登山人口が増えるのは、とても喜ばしいことなのですが、比例して初心者の遭難事故も増加しています。地図やコンパス、雨具を持参せずにハイキング気分で入山する人も増えているようです。
山の天気は、数分で変貌します。突然の雷雨やひょうなどで体温は急激に失われ、生気を吸い取られます。ガスにまかれると方向感覚を失われ、平常心を失います。

数日前に、大山(1252メートル)で日帰り登山に行った家族4人が遭難した事故がありました。リーダーは登山歴50年以上で、大山には何回も登山経験があったそうです。当日の天候は晴れで、4人ともジャンパーやスニーカーなどの軽装だったといいます。幸いにして、遭難してから70時間後にヘリに発見され、4人とも無事に救助されたそうですが、何故その事故が起きたのかは現在調査中とのこと。。
そんなベテランでも、登り慣れた山でも予期せぬ遭難事故は起こります。

予期して遭難する人はいません。

「まさか自分が!」と思ったときは、もう時、既に遅しです。遭難だけでは、ありません。ちょっとした気の緩みなどで大怪我します。最悪は、滑落死にもなりかねません。

ちょっと怖いことを書きましたが、大袈裟でもなんでもありません。しかも怪我や遭難は、自分ばかりではなく周りの人々に多大な迷惑をかけます。そのことを心して、登山者の仲間入りをしましょう。

まったくの初心者の方は、まず周りに経験者を探して同行させてもらいましょう。周りにいない場合は、登山専門店に行ってスタッフからアドバイスを受けるのもいいでしょう。私が登山を始めた頃は、周りに経験者がいませんでしたので、専門店のスタッフから詳しく、丁寧に教えていただきました。また登山ツアーなど行っている店もあるようです。

このページでも、これから基本装備や基礎知識を定期的に書いていきますので興味がある方は、たまに遊びに来てくださいね。

次回は具体的に、「計画するということ」について書きたいと思います。

2006年10月22日 (日)

九州の山 概要と特徴

九州の山を全国的に見ると、比較的低山で成り立っています。
最高峰は九州全体で見ると、屋久島の宮之浦岳の1936m。九州本土で見ると、九重連山中岳の1790mをはじめ、九重山1786m、大船山、星生山、三俣山など、ほぼ同等の標高で集まっています。

中でも登山での人気スポットは、日本百名山に選定されている九重山。山に興味無い方も、一度は登ったことがあるのではないでしょうか?車で行ける登山口の最高標高地点は牧の戸峠です。牧の戸峠から九重山へは、徒歩片道2時間〜2時間半程度ですので登山初心者をはじめ、学校の行事などでも多く使われているコースです。

このように、九州の山は季節がよければ、初心者の方でも経験者と同行すれば、楽しく登山できるコースがたくさんあります。

これから少しずつ、楽しく、安全に皆さんが登山できるように、基礎知識から書いていきたいと思います。
次回からは、登山の心構えと、基本的な装備についてお話させて頂きます。

2006年10月19日 (木)

はじめまして

KCP九州登山倶楽部です。
2005年5月に発足した登山倶楽部で、九州を中心に毎月1回の定期登山を行っています。

KCPの目的は、安全に山歩きが出来るように山の知識やマナーなどお互いに学びながら 切磋琢磨していこうというものです。また初心者の無謀な登山、遭難事故を防ぐために 経験者が未経験者と同行して山道やルールを知る。ということも目的としております。

このブログを通して、これから登山を始めたい方や、まだ初心者で不安な方を対象に、出来るだけ多くの知識や季節ごとに変わり行く九州の山の状態を、リアルタイムにお知らせ出来ればと思っています。

よろしくお願い致します。