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2006年12月

2006年12月31日 (日)

年末のご挨拶


このブログを書き出して、2ヶ月ちょっとになります。
一人でも多くの方のお役に立てるのが本来の目的ですが、自分自身への再認識という意味でも、これからも続けて行きたいと思ってます。

また、来年はリアルな季節変動や、山の状態も書いていきたいと思ってます。

この場を、安全で閲覧しやすい登山専門ページにしていきいと思いますので、みなさんのご意見、ご感想、ご報告等もよろしくお願い致します。

今年、なにげに読んで頂いてる方、ありがとうございました。

来年も九州登山倶楽部をよろしくお願い致しますsnow

2006年12月29日 (金)

「登山の基本装備」 〜靴〜

一言に登山靴と言っても、いろんな登山のスタイルに合わせて選択したいものです。スポーツショップに行ったけど、登山の専門家がいない!なんて店舗も少なくありません。今回は、登山のスタイルと選び方を出来るだけ簡単にまとめてみたいと思います。
これから3種類のシューズについて説明しますが、共通して言えることは防水性、通気性に優れていることと、靴のソールがしっかりして、グリップ力があるものをお勧めします。

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トレイルランニングシューズ

ローカットのシューズで足首が動かしやすく、主に山岳マラソンに利用されています。とても軽量なので、春・夏登山では履いてる方も結構多いようです。アップダウンの少ない登山など軽快に運動できます。


ハイキングシューズ
ローカットとハイカットの中間、ミディアムハイカットシューズです。その名のとおり、ハイキングやキャンプなど多様に活用できます。ハイキングシューズは3シーズンのくじゅう連山では、一番多く見かけます。年に数回、ミヤマキリシマや紅葉の時期などに数回行かれる方にはお勧めです。

登山靴
本格的な登山をされる方用です。宿泊の登山や急斜面、クサリ場などがあるハードな登山をされるときには、必ず登山靴を購入してください。登山靴はハイカットで足首がガッチリ固定されますので、足場の悪いところやぬかるんだ登山道、重い荷物を持った長距離移動などで威力を発揮します。雪山に登る場合は、防水性のあるシューズが必須となります。また、アイゼンなどを装備することを考慮したシューズ選びを行ってください。

2006年12月22日 (金)

調理器具


登山の楽しみ・・・景色、植物、写真などがありますが
食事も登山の楽しみの一つです。

子供の頃に、遠足で食べるお弁当が美味しいと感じたことはありませんか?
大人になっても、外で食べるご飯は美味しいものです。
朝から、歩き始めてかなりのエネルギー消費するので、必然的に空腹になります。運動後ということも、美味しさを増幅させているのだと思います。

では、登山する人たちはいったい何を食べているのでしょうか?
日帰り登山の場合は、昼食のみがほとんどですので、お弁当を持っていかれる方が多いようです。
本格的な装備の方や、食事にこだわっている方は、自炊です。調理器具もすごいです。。


今日は、簡単に調理器具をご紹介します。基本はすべて軽量かつコンパクトです。
�携帯コンロ
燃料をホワイトガソリンやガスで着火するコンロです。収納時のコンパクトさには驚きます。
私はスノーピークのガスコンロを使ってますが、ガスに取り付ける本体は収納時で、ズボンのポケットにらくらく入るくらいのコンパクトさです。
また、ガスは寒冷地になると着火しなくなるというデメリットがありますがスノーピークのガスは、マイナスでも着火する優れものです。
真冬は暖も取れて、携帯コンロは重宝します。

�万能ナイフ&ミニまな板
本格的な料理を作るには、ナイフは包丁代わりとしての必需品です。
この万能ナイフ、万能だけに缶切り、栓抜き、ヤスリなど、いろんな機能が備わっています。有名ブランドでは、ビクトリノックスあたりでしょうか?
それから、意外にあって便利なのがミニまな板。野菜とか肉をガンガン切れます。

�食器、調理器具類
これも、軽量かつコンパクトが一番です。
食器やカップなどは軽量の素材、チタンが人気です。ちょっと高価になりますが・・・食器、調理器具類は重ねて収納できる、クッカーと呼ばれるものがお勧めです。鍋、ポット、フライパン、カップなど全てが揃っています。

食事の内容については、今後レシピとして紹介していく予定です。
家庭で作る食事、キャンプ場で作る食事とはちょっと勝手が違うのでお暇な方は、是非読んでくださいね。

2006年12月19日 (火)

「登山と心理」 〜挨拶〜


さて、「登山と心理」というカテゴリーでは、物理的な知識ではなく
安直にしがちな心理面から登山について考察して行きたいと思います。

第一回は、登山における挨拶についてです。
登山経験のある方は、ご存知かと思いますが、登山道で人とすれ違ったら
9割の確立で挨拶をします。また、追い越したり追い抜かれる時も同様です。
ほとんどが「こんにちは」のひとことですが、気のいいおば様などは
「あら〜若い人は早かね〜」や「にいちゃん達はどっからきたとね?」など
ちょっと会話をしなければならない雰囲気になったりします。
まあ、それはそれでいいんですが。。。(^-^;
おしゃべりが生きがいのような方は、さらに会話が続き
「福岡やったら今日は泊りね?」
とか「なんの仲間ね。同級生ね?」など話が止まりません。
街だったら軽度のナンパですね。。
しまいには「帰りは筌の口温泉に行きんしゃい!」など断定されたりします(^-^;

じゃーどこからがナンパじゃないかって話になりますが・・・
よくよく観察していると、どうやら登山口のスタート地点になる柱のようなところが境目のようです。(写真)
牧の戸登山口だと門の手前の売店前など一切挨拶なしです。しかし、一歩登山口に入るとさっきまで無視してた人々が、会心の笑みで挨拶してきます。


挨拶することは、気持ちのよいことです。
他人同士が挨拶する例は、人が極端に少ない生活圏外の地域で多いのではないかと思います。
繁華街で他人に挨拶してたら、キャッチセールスやナンパと思われますし、何より大変です。。。無理です。
そういうことを考慮して、改めて考えてると登山中に例外があるんです。。

学校の遠足・・・

これに逆方向から遭遇すると、たいへんです。。。

学生さんA「こんにちは!」
僕「はい、こんにちは」
学生さんB「こんにちは!」
僕「はい、こんにちは
学生さんC以降「こんにちは!」「こんにちは!」「こんにちは!」「こんにちは!」「こんにちは!」「こんにちは!」・・・
僕「こんにちは。こんちは。こんちは。こん、こんにちは。こ、こっこんち・・・coldsweats02


マンモス校だと、単純計算で数百人は否めません。学生さんは1回でいいけど、私は・・・
未来ある学生さんに、大人が無視する訳にはいきませんからねぇ。。
だから私の登山コースに偏りが出てくるんです。詳細は前回の「静寂」をご参照ください。


なんだか脱線しましたが、要するに挨拶も場所と状況を考慮しておこなったほうがいいですね。

周りに気を使いましょう。相手の気持ちになりましょう。。

2006年12月15日 (金)

静寂


私が登山をする理由の一つとして、リラックスするという目的があります。
学生時代の遠足などは、集団行動のもとワイワイガヤガヤ登っていきます。
頂上でも、仲間同士でひたすらおしゃべりしてませんでしたか?
それも登山を楽しむひとつの手段ですが、自立してストレス社会の仲間入りをしたら、静寂を求める機会が多くなりました。

なので、私は季節外れに人気(ひとけ)のない山に登るのが好きなんです。
しーんとしている頂上で食事をしていると、静か過ぎて耳がキーンとなります。
いかに日常生活で余計な音が出ているかがわかります。
部屋で無音と思っていても、冷蔵庫やテレビの周波数の音がかなり聞こえてるんですよ。
山で無風状態だと、数十メートル先の友人に小声で話しかけても会話が成立します。
僕は、独り言に反応されて、びっくりした経験がありますから・・・
独り言を言ってる自分にもびっくりしましたけど(^^;ゞ

山では、無音でなくても心地よい声が聞こえてきます。
遠くで流れている川の音や、鳥の声。

登山に行ったある日、昼食後に大きな岩の上で寝そべって休憩してると遠くから、ざわざわする音がこっちへ近づいてきました。なんだろ?じっと耳を済ませていると、その音は間じかまで迫ってきて風だとわかりました。
心地よいそよ風でしたが、生まれて初めて風が走る音を聞きました。

山では、日常生活では決して味わえない素晴らしい経験が出来ます。
目で見る景色だけじゃなく、体で感じる感動もたくさんありますよ。

2006年12月 9日 (土)

服装 冬山 九州編


九州の冬山の状況ですが、九州といっても福岡から鹿児島までかなり気候が変わってきますので、一概に断定できないのですが暖かい九州といっても、雪山になると油断禁物です。
池が凍って、氷上を歩いて渡れるようになります。
天候が悪化したら、吹雪いてホワイトアウトもします。
雪山の遭難死亡事故もあってます。

こうした状況になりますので、服装も十分に整えなくてはいけません。とは、言うものの歩いていると暑いんです。
積雪なのに体から汗がダラダラでたりします。
止まって、休憩していると5分も経たないうちに凍えてきます。手袋がないと、手がちぎれそうに痛いです。

温度調節がシビアに問われる季節になります。
また、靴、靴下、スパッツ、ストック、アイゼン・・・など
さまざまな道具が必要になってきます。

もし、これから雪山に挑戦したい!と思っている方は
登山専門店に行って店員さんの話を聞いたり、周りに熟知された知人がいる場合は、アドバイスを受けてください。

初心者のいきなりの冬山登山は自殺行為です。
冬になる前に、距離感や道の熟知などの十分な経験を積んでください。正しい装備を整えれば、きっと素晴らしい景色で癒されると思います。

2006年12月 6日 (水)

霧島縦走

ちょっと報告が遅くなりましたが、今回は11月3日に行われた、霧島縦走のレポートです。

第16回のKCP定期登山は宮崎〜鹿児島県の霧島縦走ツアーでした。今回は、参加者も昨年の倍くらいの11人となりましたので体力、安全性を考慮して、以下の2コースに分けました。
�えびの高原〜韓国岳〜獅子戸岳〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原
�新湯登山口〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原

私は、�の半縦走コースのリーダーを担当しましたので�のコースをメインに、ご報告します。
 
05:30福岡の筑紫野ICを出発。高速でえびのICまで行きます。30分ほどの休憩を挟んで、08:00えびのICを降り、えびの高原へ向かいます。えびの高原までは、標高がかなり高くなるので、山道は急カーブの連続になります。途中、鹿が飛び出すことがあるので注意です。この辺りの紅葉は、ぼちぼちで部分的に綺麗な感じでした。

9:00新湯登山口に到着です。駐車場は国民宿舎新燃荘の看板がある大通りに10台ほど可能で、さらに新燃荘へ500mくらい入り込むと5台ほど駐車できるスペースがあります。新燃荘の駐車場は広くてガラガラでしたが登山客の駐車は厳禁ですので、マナーを守りましょう。

私たちは幸いにして、5台ほどのスペースに駐車することが出来ました。道の終点、鎖を超えて登山道が始まります。

9:20。気温15度。晴天。登山開始です。はじめの1時間くらいは、木々に囲まれた林道を歩きます。
勾配もほとんどなく、快適に歩けます。
この辺りの紅葉もえびの高原と同様で部分的な感じです。
今年の秋は高温少雨などの影響であまり紅葉しなかったのでしょうか?
 
1時間ほど歩いたあたりで分かれ道があります。
左に行ったら新湯、右に行ったら新燃岳と書いてました。
ここは右へ進みます。

途中で2箇所、川を横断する場所があります。
はじめの川は2本の細い木をロープで結んだだけの橋?を渡ります。重いザックを背負っていると、ちょっとバランスを崩しそうで怖かったです。次の川は、ちょっと赤っぽい水で、絶対飲んではいけないそうです。
この川は、橋らしきものもないので石を選びながら向こう岸へ渡ります。
両方の川とも水位は10cm前後だったので、仮に落ちても大丈夫ですが雨の影響で水かさが増したときは、要注意です。
 
ここからは、少し勾配がきつくなり、登山道っぽくなってきます。赤いテープを頼りに進んでいきます。迷うほどの道でもないです。さらに1時間ほど歩くと、韓国岳や獅子戸岳が左手に見えてきます。そしていきなり視界が開けます。ここが獅子戸岳と新燃岳の鞍部です。

3連休ということもあってか、縦走コースはすごい人です。
私たちも右折して、その波にのまれます。
ここから20分ほどで、新燃岳に到着します。勾配はそんなにきつくないです。

新燃岳で�全縦走コースと12:30に合流する予定でしたが時計を見ると11:20。予定より70分も早く到着しました。しかし、�のメンバーの体力から見て、60分ほど早く到着するだろうと思ってました。

11:30頃、�のメンバーが見えました。
計画王を侮るなかれ。。。計画の裏を読むのも大事なことです(^^;ゞ
新燃岳を見ながら、みんなで昼食です。
今回、私の昼食はラーメンとおにぎりです。
そろそろ肌寒いと思ってコンロを持ってきましたが、暑かったです。12:30中岳へ向かいます。

新燃岳〜中岳はほんとに気持ちがいいハイキングコースです。天気がいいと桜島も見えます。この日は晴天したが、ちょっとモヤっぽくなってて桜島の頭だけが、ちょこっと見えてた状態でした。
中岳に到着すると、高千穂峰が目の前に見えます。
いつか登りたい山ですが、翌日はいつも二日酔いです(^^;ゞ


13:30中岳〜高千穂河原へ向かいます。
いきなり段差の激しい岩場が20分ほど続きます。
ここで、膝をやられる人が多いので心配な方は、ゆっくり下ってください。
急勾配が終わると、次は石畳です。この石畳が意外に厄介なんです。ゴールのような駐車場はすぐ近くに見えてるのですが、なかなか到着しません。
石畳は土と違って、もろに足にきます。しばらくすると足の裏がジンジンしてきます。もう着くはずなのに。。。と頭にあるのでそれからが長い長い。40分ほど歩いて、ようやくゴールです。

14:30全員無事完走。よかったよかった。

�登山時間7時間。走行距離約15km。
�登山時間5時間。走行距離約10km。

1時間ほど早く到着しましたが、ある程度、想定の範囲内でしたのでOKです。逆に登山の計画で、遅れは絶対にNGですけどね。

それから運転手だけ、タクシーに乗って新湯登山口へ。1600円くらいでした。全縦走のスタート地点のえびの高原まで、他の運転手を私が送り高千穂河原へ戻りました。

人数が増えると、体力や考え方も様々になります。
今回の2コースは、私的には大成功でした(∵)/

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2005年~2006年の登山報告はKCP九州登山倶楽部をご覧ください

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