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2007年4月20日 (金)

「登山と心理」 〜初心者とリーダーの資質2〜


前回は、登山における初心者の注意点を簡単にまとめてみましたが
今回は、パーティーの纏め役"リーダー"の資質について書いてみたいと思います。

登山の日程、場所、時間などの計画を立て、全員を纏めていくのがリーダーの務めです。
たとえ参加者が3人であっても、リーダーは綿密な計画を立て、常に冷静沈着であるべきだと思います。

一概には言えませんが、昨今の遭難事故の経緯を読んでいると、リーダーの資質に問題があるケースが多いようです。
今回は、登山における、あってはならないリーダーの資質について箇条書きにしてみます。

1.直感で行動するリーダー
  天候悪化や急病人が出た場合、「まだ行けるような気がする」、「ゆっくりでもいいから、
  全員で歩いて下山しましょう」
  など、根拠のない判断をすると命取りになります。根拠があってこその決断です。
  あらゆるケースを経験、想定して、しっかり決断ができるリーダーであるべきです。
  

2.猪突猛進型リーダー
  「計画より時間が押している。このままでは、明るいうちに下山できないかもしれない・・・
  だから、みなさん急いでください。今後の休憩はなしとします!」
  登山は気合でこなせると勘違いしているリーダーです。
  完全な計画ミスと言っていいでしょう。


3.妄想型リーダー  
  前々回のブログでも書いたように、行ける!と思っても気持ちと体力がうまく噛み合わず
  転んでしまう人。。
  このケースは、長い期間のブランクがあっても平気でリーダーになり
  隣人の初心者を誘って、5人くらいのパーティーを組み、遭難するタイプです。
  昔の記憶は、曖昧なものです。昔の体力も維持できてないはずです。
  日々の体力UPや山の現状把握など注意深く謙虚に、かつ
  柔軟な気持ちで、登山に取り組みましょう。


4.昔の栄光を飲み会で話し続けるリーダー
  「俺の若い頃は、雪山に行って命を落としそうになったことが何度もあるんだぞ!」
  裏を返せば、俺は何度も無計画で登山したんだぞ!と言ってる様なものです。
  登山以前に、人間的に問題がありますね。
  こういう人は、まったくリーダーに向いてません。あきらめてください。


5.太ったリーダー  
  リーダーは、最後尾を歩いてメンバー全員を見守る役目がありますが
  この場合、リーダーがメンバーに置いていかれます。  
  リーダーはメンバーを肉眼で凝視するのが精一杯になります。
  リーダーの私生活を見直す必要があるようです。


以上のように、リーダーも人間です。メンバーが適任リーダーを選択してもいいと思います。
リーダーの決断は絶対ですが、上記のような問題ありの場合は、意見するのが正解です。



纏めますと、理想のリーダーとは・・・

・豊富な経験と知識がある
・常に的確で冷静な根拠のある状況判断が出来る
・メンバーに細かい気配りが出来る、用心深い人物
・自己管理がきっちり出来ている


私は、まだまだ若輩者ですので、いつも初心を忘れずに謙虚に登山を続けたいと思ってます。



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