« 2011年12月 | メイン | 2012年2月 »

2012年1月

2012年1月25日 (水)

「冬の九州くじゅう連山でアイゼンは必要か?」

さて、前回は「冬の九州くじゅうまでチェーンは必要か?」でしたが

今回は、くじゅう連山の登山道状況について少し書きたいと思います。

まず、積雪の時期ですが、12月後半から2月後半くらいがメインになると思います。

積雪量は10cmから50cm程度、吹き溜まりでは1m以上になることもあります。

登山口に関しては、県道11号線(やまなみハイウェイ)沿いの長者原、牧ノ戸登山口は

除雪車が走っていますが、細い道にはいる吉部や男池、赤川、本山登山口など

積雪があるときは、かなり入りにくくなりますのでスノータイヤまたはチェーン必須です。

ちなみに、大曲登山口もやまなみハイウェイ沿いですが、除雪車が雪を横に

積み上げますので車を止めるスペースがなくなり、冬季の大曲は厳しいかもしれません。

 

さて、本題のアイゼンについてですが、基本的に必要だと思います。

といっても、くじゅう連山の一般登山道では一部必要とする箇所がある程度で、

ほとんどは歩きやすい道になります。通常段差がある場所などは積雪によって

フラットになりますので、ひざへの負担も少なくなり、ガンガン歩けるようになります。

特に下りは最高ですよ。

では、アイゼンが必要な場所はどこか・・・

一番危険な個所は個人的ですが、牧ノ戸登山口から第二展望台までの坂道です。

ここはコンクリートで固められてますので、アイスバーンの上に雪が積もったりしますので

ツルンツルンになることが多いんです。ここで転んでいる人を何人も見ました。

2012012501

それから、長者原から雨ヶ池登山口までの木道も同様の状況になったりしますね。

このように、コンクリートの道、木道など人工的に作られている道は要注意です。

ただし、木道の場合は積雪がない時期にアイゼンで歩くと木道をかなり傷めてしまいます

ので要注意です。みんなで大事に使いたいですね。

2012012502

一般登山道はたくさんの人が通り、歩きやすい圧雪道になっていますが

あまり人が通らない道で、積雪した雪が日中溶けたり、朝晩で凍結したりで

アイスバーン状態になり、滑りやすくなってる道もあります。

特に北千里から法華院温泉山荘に降りる道など、慎重に行く箇所があります。

こんな感じです↓↓↓

2012012503

次にアイゼンの種類ですが、くじゅう連山の一般道では4本または6本のアイゼンで

十分だと思います。

販売価格は4本で1500円前後、6本が6500円前後ですので

何回も雪山へ行く方、歩きに自信がない方は6本をおすすめします。

歩きに自信があって、軽量化重視の方は、4本でもいいかと思います。


このように、天候や気温によって歩きにくい箇所が変わってきますので

アイゼンは基本的に必要となります。

しかし、くじゅう連山は日本アルプスの本格的な雪山とは違って

場所を選んでアイゼンを脱着できる程度のとても歩きやすい雪山です。

雪山初心者の方にはピッタリだと思います。

興味のある方は、経験者と同行の上、山行を楽しんでください。


次回は「冬の九州 くじゅう連山でもホワイトアウトするか」について書きます(^^ゞ

2012年1月19日 (木)

「冬の九州くじゅうまでチェーンは必要か?」

冬の九州はシーズン中に数回しか積雪がなく

道路凍結などもほとんど無関係なんですが、それは平地のお話。

九州でも標高の高い阿蘇・くじゅう地区などでは2月の厳冬期はかなりの積雪があります。

くじゅう登山をされる方で雪山経験のある方は、十分ご存じと思いますが

これから始めよう、行ってみようと思っている方はどうぞご一読を・・・

2012011901

まず、くじゅう連山の登山口までどうやっていくか。

公共交通機関で通常いける登山口は、長者原や牧ノ戸ですが、

日田バスは冬季(12月21日~翌2月末日)は長者原~牧ノ戸バスで運休しています。

http://www.nishitetsu.ne.jp/hitabus/pdf/15_20111001.pdf

九州横断バスは通年運行しているようです。

http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/kyushu_odan/

あとはマイカーですが、冬用タイヤやチェーン装備は、

天候によって状況が変わりますのでこちらの交通情報をチェックして出かけてください。

http://dourokisei.pref.oita.jp/

特に長者原~牧ノ戸間は急に路面が凍結しますので要チェックです。

私は福岡から遠距離を走るので、必要に応じてチェーンを使用してますが

地元の方は、冬用タイヤで十分過ごせているようです。

積雪があると、なかなか行きにくいとは思いますが

牧ノ戸峠の樹氷・霧氷はとてもきれいで一見の価値ありです!

2011123101

2011123102_3


次回は「冬の九州くじゅう連山でアイゼンは必要か?」を書きます。

2012年1月15日 (日)

「長者原 氷祭り 2012」

2008年まで飯田高原で行なわれていた「氷の祭典」が形を変えて

小さな「氷まつり」として開催されます。

『冬の九重は魅力がいっぱい、冬こそ九重・長者原へ』がテーマですsnow

主催:九重・飯田高原観光協会
期間:2012年・2月9日(木)~12日(日)
場所:長者原

以前は50体前後の氷像や雪像を展示していたそうですが

今回は9体ということで規模は縮小されますが、

9か所の温泉に入れるspa温泉手形spa(1000円)やコンサートなどが新たに加わります。

そして、もうひとつ。

冬の登山体験ツアーやトレッキングも予定しています。

大きく分けて3つのイベントがあります。

1つ目は、長者原周辺を動物の足跡などを見つけながら散策します。

所要時間は1時間程度でどなたでも参加できます。

2012011501

■2月12日(日)
冬の長者原トレッキング(動物足跡を探そう!)
 参加料:保険料として¥100
集合時間:午前9:00九重西鉄ホテル花山酔ロビー
所要時間:約1時間
  装備:暖かい服装で
  ☆天候によって中止の場合もあります。

------------------------------------------------------------

2つ目は、雪山初心者向けのトレッキングです。

冬以外の登山経験があって雪山に挑戦してみたい方にはおすすめです。

このイベントは私がガイドを担当する予定です。

2012011502

2012011503_3

2012011504_2

■2月11日(土)祝 
冬のくじゅうトレッキング体験 限定15名 (初心者向き)
(長者原~坊がつる~長者原)
参加料:無料
集合時間:午前9:00長者原ビジターセンター前
所要時間:約6時間
昼食:法華院温泉山荘にて温かいものを頂く予定です。1000円程度ご用意ください。
装備:冬山登山用
  ☆登山靴、軽アイゼン、レインウエアは必須
  ☆天候によって中止になる場合もあります。
  ☆保険は各自でお願いします。

※1月31日、定員に達しましたので受付を終了致しました。

------------------------------------------------------------

3つ目は法華院温泉山荘が主催する「苦渋登山」です。

1泊2日で久住の御池、大船山の御池、暮雨の滝を歩きます。

このイベントは、雪山経験者向けとなります。

2012011505

2012011506

2012011507_3

■「くじゅうの水をめぐるツアー」

※ご予約は法華院温泉山荘まで

------------------------------------------------------------

是非ご参加ください!!

2月9日(木)-10日(金)

1日目:牧ノ戸~久住山御池~法華院山荘泊

2日目:大船山御池~暮雨の滝~吉部

1泊4食(2日分の昼食まで付きます!)

集合場所:9:00長者原

料金:9,990円 (保険代含む)

2012年1月 9日 (月)

「くじゅうの雪山登山」

皆様、今年もよろしくお願いします。

年が明けて、くじゅう連山も冬本番になってきました。

今回は、毎年2月9日、10日に行われる「苦渋登山」のお知らせです。

法華院温泉山荘主催で行われるこのイベント。

1日目に中岳付近の御池、2日目は大船山の御池を歩きます。

通常、この時期の御池は完全凍結していますので氷上を歩くことができます。

2012010901

久住分かれから中岳へ向かう登山道は強風にされされますが

山荘スタッフがしっかりサポートしてくれるので安心です。

2012010902

北千里経由で山荘へ向かいます。

2012010903_3


プチ雪崩を発見しました。

2012010904

夕方に山荘に到着して温泉でじっくり温まったら

宴会の始まりです。

翌日も山行があるので飲みすぎには注意ですね(^^ゞ

2012010905_3

2012010906_3

冬の朝は張りつめた冷たい空気で気が引き締まります。

2012010907_2

朝食後に大船山の御池を目指します。

山頂付近からの眺めはこの時期ならではの絶景で

まるで水墨画のようです。

2012010908

大船山の御池もガチガチに凍ってます。

2012010909

くじゅう連山の雪山を安全に体験できるイベントなので

初心者の方にはおすすめです。

私は今年もサブスタッフとして参加しようと思ってますので

装備などのご質問がある方は、コメントしちゃってください。