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2012年2月

2012年2月29日 (水)

「苦渋登山」 その2

くじゅう登山2日目は大船山の御池へ向かいます。

雲は多いですが、時折見える青空がとても綺麗な日です。

雪は大船山、平治岳の中腹あたりから深くなっているように見えます。

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坊がつるから登山開始です。

この日もアイゼンが微妙なコンディションになってます。

付けてないとアイスバーンでツルっと滑り、付けると岩に引っ掛かり歩きにくいです。

このような状態だと、通常の1.3倍くらいの時間がかかります。

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五合目を過ぎると樹氷が綺麗です。

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段原手前から大船山頂が見えました。

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積雪量は少ないですが、米窪は雪化粧が綺麗です。

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山頂から御池に下ります。10分くらい歩けば行けますよ。

ただし、積雪があるときは滑りやすい急斜面もありますので要注意です。

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御池は完全氷結しています。

昨日の中岳御池より凍ってますね。標高はほとんど変わらないんですけどね。

ここでもスタッフのHくんに素敵なフィギアスケートをしてもらいました。

登山の様子や華麗なる演技の動画はこちらから

水を巡る山行だった「苦渋登山」は今年も楽しかったですよ~

お時間がある方は、是非お勧めのイベントです。



2012年2月14日 (火)

「苦渋登山」 その1

毎年恒例になってます、法華院温泉山荘主催の「苦渋登山」が行われました。

今回は、「長者原 氷まつり」のイベントのひとつになりました。

そこで、登山の様子をネットでライブ中継する企画が持ち上がり

システム担当&中継スタッフを私が担当することにcamera

目的は1日目の中岳付近の御池(みいけ)と

2日目の大船山下の御池(おいけ)からの中継です。

2月9日(木)曇り時々晴れ。

牧ノ戸峠は樹氷がとても綺麗です。

1日目は、牧ノ戸~御池(みいけ)~久住分かれ~北千里~山荘です。

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登山口から歩くこと1分。ガチガチのアイスバーンの上に新雪が降ってるようです。

さっそく、アイゼンを着用しました。

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やはり、冬は第一展望台までが一番歩きにくいですね(^^ゞ

第二展望台は風もなく穏やかです。この時期では珍しい。

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扇が鼻分岐付近に来ると、雪が少し深くなりました。

しかし、昨年に比べると少ないですね。

相変わらず、空は曇りでガスがかかってます。

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久住分かれの避難小屋で、いつものお弁当を頂きます。

このお弁当、ボリュームたっぷりで楽しみなんです。

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昼食後、外に出るとちょうどガスが抜けて久住山が姿を見せてくれました。

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その後、青空がちらほら見えてきたので御池に急ぎます。

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昔、水を湛えてたと言われている空池は真っ白です。

サングラス必須ですね。

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さて、1日目の目的である御池に到着です!

さっそく、ソリを準備してライブ中継開始です。

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山荘スタッフのHくんの華麗なるソリの様子はこちらからどうぞ。

しばらく完全凍結した池で遊んだあと、北千里を経由して山荘へ。

山荘手前がソリの一番の穴場なんですよsnow

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そんなこんなで、無事に山荘に到着です。

中継のご褒美の生ビールをグイっと頂きましたーbeer

2日目に続く。


※「苦渋登山」とは・・・

  法華院温泉山荘が主催する毎年2回、2月と8月の9日、10日(くじゅう)で行われます。

  夏は、「苦汁登山」 苦汁=ビール飲み放題。

  冬は、「苦渋登山」 冬なので苦渋の選択。

  という深い深い意味が込められています(^^ゞ

2012年2月 1日 (水)

「冬の九州 くじゅう連山でもホワイトアウトするか」

今回は、厳冬期のくじゅう連山全体の様子について書きます。

参考程度に読んでやってください。

くじゅうの厳冬期は1月、2月が本格的と思います。

積雪は、その年の気候やその時々の天候などによってさまざまですが、

長者原~瀬の本間は標高が高くなり状況がガラッと変わります。

この時期、やまなみハイウェイを車で走ったことのある方はわかると思いますが

急に路面が白くなって、牧ノ戸前後では冬タイヤ、チェーンが必要になります。

登山道も同様に、長者原から入ると静かなのに、牧ノ戸から入山すると

すごい風と雪にさらされることが多々あります。

これは数年前に私が牧ノ戸から中岳に向かって途中断念した時の写真です。

第一展望台へ向かうまでは、まだ風がなかったのですが・・・

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第二展望台では猛吹雪でした。

もうベンチも雪で見えなくなってます。

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ここが沓掛山頂付近です。

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沓掛の岩場を下ったところです。

ここで70cmくらいでしょうか。太ももまで雪がきてました。

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扇ヶ鼻分岐くらいまでくるともう数メートル先が見えなくなりました。

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このあと、久住分かれまでなんとか行こうとしましたが

ほぼ真横に叩きつけるような雪が顔に直撃して痛くて痛くて耐えられません。

帽子から出ている髪の毛はガチガチに凍ってしまい

手袋を数秒外すだけで手がちぎれそうに痛くなります。

断続的に暴風雪が吹き続けるので、立っているものままならない感じで

体温だけが徐々に奪われていきます。

数メートル先のバイオトイレと避難小屋を見つけきれず、

これ以上はやばいと思い、下山を開始しますが

あまりの吹雪きで、トレース跡がなくなっていて、深雪をラッセルすることに・・・

コンパスと微かに見える岩や木を確認しながらいつもの倍の時間をかけて下山しました。

余裕をもって入山したのに牧ノ戸についたのは17時。もう薄暗かったです。

おそらく行き慣れてない道だったら、動けなくなってたかもしれません。

このように、九州の山でも天候によっては、ホワイトアウトして初心者コースでも

まったく方向を見失う怖い山になります。

私が厳冬期に体験して感じた教訓は・・・

・下界で晴れてても、牧ノ戸~久住山に雲(ガス)がかかってる時は入山しない。

・行き慣れている道でも雪で覆われるとわからなくなる。

 ※夏道と冬道が違ってたりもします。

・天候がよい日でも、人があまり通らないコースは要注意。

 ※雪の吹き溜まりや雪庇がある場合、足を踏み外します。

・必ず雪山経験者に同行すること。

以上のことを気を付ければ、十分くじゅう連山の雪山を楽しめると思います。

樹氷や完全凍結した池、滝など感動の景色が待ってますよ!

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登山ガイドをご要望の方は、「くじゅうネイチャーガイドクラブ」にご相談ください。